ウラチカ 0期生 / 個別セッション②

小林さん 個別セッション②
AI環境の整え方コミュニティ構想の整理

Obsidianのメモ整理・リール台本のトークン消費・Codexとの使い分けという足元の課題を整え、あわせて神奈川大学陸上部の認知拡大を軸にしたコミュニティ構想を「まずイベントから」の形に組み替えたセッション。

日時2026年8月25日
参加者小林さん / なりタイ園長
収録約27分
形式オンライン・画面共有
01

この議事録について読み終わると、小林さんが次に何から手をつければいいかが分かります

小林さんは Claude Code と Codex を使ってアプリを一通り作れるようになった一方で、成果物とメモが Obsidian の中で散らばり、探せなくなっていました。加えて、リール台本を書かせるときのトークン消費、Codex との手動の往復にも無駄を感じている状態でした。

セッション前半はこのAI環境の整え方を、後半は Instagram を起点にしたコミュニティ構想を扱っています。後半は「コミュニティを作る」という当初案を、目的から逆算してオフラインイベントから始める形に組み替えました。

27分セッション時間
8件決定事項
10件ネクストアクション
3か月活動ブランク
02

要点まとめこのセッションの背骨は3つ

1

整理はAIに「案を出させる」

Obsidianのフォルダ構成は、Claude Codeに全メモを読ませたうえで、まず提案だけさせる。いきなり実行させず、対話で自分が使いやすい形に詰めていく。

2

Fableは監督、実作業はOpus

全部をFableで走らせるとトークンが一瞬で消える。Fableは戦略と指示だけ、実際に動くのはOpusやSonnet。Codexも自分で触らずClaude Codeから呼ばせる。

3

コミュニティの前にイベント

目的は神奈川大学陸上部の認知拡大。コミュニティは認知が取れた後の場。今はまずイベントで選手と会える場を作り、Instagramで告知する。

03

Obsidianのメモ整理分け方に正解はない。だからAIに案を出させる

現状は保存したタイミングごとに置いている状態で、分けきれなくなり「これがどこにあったか」を見失っていました。画面共有で確認したところ、ファイル数自体はまだ多くない段階です。

なりタイ園長の回答は「フォルダの分け方に正解はなく、自分が一番使いやすい分け方が最良」。そのうえで、最適解を自分で考え込むのではなく Claude Code に提案させる手順を勧めました。

1

全部読ませる

Obsidianの既存メモをすべてClaude Codeに読ませ、いま困っていることをそのまま伝える。

2

案だけ出させる

「どういうフォルダ構成が一番使いやすいか」を考えさせる。この時点では整理を実行させない。

3

対話で詰める

使いにくければ「もう少し他にいい分け方はないか」と返し、納得できる構成になるまで往復する。

Obsidianの中のメモを全部読んでください。
いま、保存したタイミングごとに置いてしまっていて、
どこに何があるか分からなくなっています。

既存のメモを全部読んだうえで、
今のフォルダ構成よりも使いやすいフォルダ構成を
考えて教えてください。
※まだ整理は実行しないでください。提案だけお願いします。
04

リール台本とトークン消費「そこだけ見に行けばいい状態」を作る

講義動画などの記録をObsidianに保存し、それをもとにリールの台本を書かせるとトークン消費が大きくなる、という相談でした。原因は、参照範囲が絞られていないことです。

対策は、Instagram関連を専用フォルダに集約し、そこだけを参照させること。さらに台本を置くだけで終わらせず、アカウント分析まで同じフォルダに溜めるのが効きます。

いまのやり方

  • メモ全体が参照対象になり、毎回広く読ませてしまう
  • 台本しか残っていないので、伸びた理由が判断材料に入らない
  • トークン消費が大きく、出力の精度も安定しない

これからのやり方

  • インスタ用フォルダを作り、過去のリール台本を全部まとめる
  • 再生数・リアクション・コメントなど取れる数値も分析させて同じ場所に置く
  • 次の台本はそのフォルダだけを見て作らせる
💡
分析データは1本ごとにまとめさせる

「アカウントの投稿を全部分析してほしい」と指示し、1本ごとの分析データとしてObsidianに書き出させる。これだけで次の台本の精度が大きく上がり、同時にトークン消費も抑えられる。

05

監督と選手のモデル運用Claude Codeは1人で動いているわけではない

小林さんは Claude Code の月100ドルプランを利用中。重要な作業は Fable でやるべきですが、すべての作業を Fable にやらせるとトークンを一気に使い切ります

Claude Code は1つのモデルがずっと動いて全作業をこなしているのではなく、監督が複数の選手を動かす構造になっています。したがって、監督役だけを Fable が担い、実際に動く選手は Opus や Sonnet で十分です。

Fable = 監督 戦略・設計・指示 Opus / Sonnet = 選手 実作業(調査・整理・実装)

この役割分担の設定方法は、なりタイ園長が後日共有します。設定後に Obsidian のフォルダ整理や Instagram のリサーチを回せば、Fable が考えた方針で Opus 等が実作業を担う状態になり、Fable のトークンを減らさずに効率よく使えます。

06

Codex連携とfalCodexは自分で触らない

これまでは、デザインが必要なときに Codex でデザインを出させ、その内容を手で Claude Code に投げ直していました。この往復が丸ごと不要になります。

結論は「Codex は自分では触らず、Claude Code に Codex を触らせる」。設定は Claude Code に一言伝えるだけで、Claude Code 側がセッティングしてくれます。

exec で Codex を操作して
🎯
Codexの担当はデザイン・画像生成だけ

基本的に使うのは Claude Code。Claude Code が弱い領域(デザイン・画像生成)だけを、必要な場面で Claude Code が Codex を呼び出して任せるイメージ。なりタイ園長自身も Codex を直接使うことはほとんどない。

💰
falで代替すればCodexは解約してもよい

前回の勉強会で扱った fal を使えば画像生成は賄えるため、Codex の契約を解約して fal で生成する運用にしても問題ない、と確認した。

07

コミュニティ構想の整理まず「誰に何を届けたいのか」から

小林さんは、箱根駅伝を目指す神奈川大学陸上部の選手と親交があり、その選手が非常に協力的であることから、一緒に盛り上げるコミュニティを作りたいと考えていました。案としては、週1回のオンラインミーティングや、定期的に一緒に発信する機会づくりなど。ただし運営経験がなく、何から設計すべきか分からない状態でした。

対象も割れていました。動画を見ているのは中高生が中心である一方、実際に反応・購入する中心層は40代(小林さんと同年代、男性が多い)。なりタイ園長は中高生向けのコミュニティ運営は難しいと指摘したうえで、順序を整理しました。

誰に何を届けたいか その手段としてコミュニティは適切か 適切でなければ別の形へ

月1回程度の接点であれば、そもそもコミュニティである必要はありません。ここから、小林さんの本当の目的を掘り下げました。

🏃
本当の目的=神奈川大学陸上部の認知拡大

箱根駅伝を走るチームでも、選手個人まではファンでないと知られていない。神奈川県で活動している自分たちが選手を知ってもらい、地域から愛されるチームになってほしい、という思い。将来的にはランニングクラブを作り、小学生から中高生、保護者まで巻き込んで一緒に応援できる形にしたい構想。

🩹
現状の資産

選手とはすでに動画で共演済みで、その選手個人については一定の知名度が取れている。怪我予防に使うリカバリー用テーピングを選手に提供しており、今シーズンは怪我なく推移。箱根駅伝の選手と近い距離で活動できているランニング系発信者はほとんどおらず、そこが大きなバリュー。

⚠️
課題

テーピング等は単価が高くないため、どこで収益を作るかが未整理のまま。

08

イベント起点で認知を取るコミュニティは認知が取れた「後」の場

いまコミュニティを作ると

  • ある程度最初から知っている人でないと入りづらい
  • 認知を取る段階の課題に対して手段が合っていない
  • 月1回の接点ならコミュニティである必要がない

まずイベントから始めると

  • 選手と実際に会える場ができ、オフラインの距離が縮まる
  • 伸びているInstagramで告知・募集できる(最大の強み)
  • 自分たちの商品を紹介・販売でき、中高生ランナーも参加できる
  • テーピングで怪我が減ることを知らない層へのPRになる
  • 神奈川大学の関係者にもPR協力してもらえる

目的から逆算すると、交流もでき、アイテム紹介もできるイベントが最善という結論になりました。コミュニティはその先です。イベントで人が増えていけば、より近い距離で交流するファンクラブ的な位置づけのコミュニティを作る流れが自然になります。

09

ブランクからの復帰3か月は十分に取り戻せる

小林さんは約3か月ウラチカの活動を休んでおり、アーカイブはObsidianに取り込んではいるものの視聴できていない状態でした。

なりタイ園長は、小林さんの状況に合わせたアーカイブの推奨視聴順をオーダーメイドで作って送ると回答。勉強会の後か翌日までが目安です。

動画系のテーマ

最近扱っている動画系は特に取り組む価値がある。知識としても価値が高い。

Claude Codeを極める

使い込む方向でAI全般のスキルを伸ばすのが、小林さんには合っている。

倍速で追いつく

最近は本編を1時間程度に短くまとめているため、倍速ならすぐに見ていける。

今月は小林さんも時間が取れる見込み。まずは今回伝えた内容を実行し、うまくいかなければDMで気軽に質問してよい、という進め方で合意しました。なりタイ園長は今後、動画系のコンテンツをさらに強化していく意向も示しています。

10

ネクストアクション担当・期限つき10件

小林さん
インスタ用フォルダを作り分析を集約未定

過去リールの台本と再生数等の数値をまとめ、1本ごとに分析させる。

小林さん
オフラインイベントの企画を検討未定

認知獲得を目的に、対象・内容・協賛を具体化する。

小林さん
神奈川大学陸上部にPR協力を打診未定

イベントの告知・集客に協力してもらう。

小林さん
アーカイブを倍速で視聴継続

動画系とClaude Code活用を中心にキャッチアップする。

小林さん
詰まった箇所はDMで随時質問継続

うまくいかなければすぐ聞いてよい、と合意済み。

なりタイ園長
議事録と録画を送る後日

セッション終盤に本人へ伝達済み。

11

保留事項と注意点決めきっていないこと・読むときの前提

🤔
ターゲットは未決のまま

中高生(視聴者の中心)にするか40代(反応・購入の中心)にするかは決めていない。今回は「まずイベントで認知を取る」方針としたため、対象の最終判断は保留。

💴
収益化の設計も未決

テーピング等の単価が高くないなかで、どこで収益を作るかは未整理。イベントでの商品販売が一案として挙がった段階。

🎧
固有名詞は文脈から復元している

文字起こしに聞き取り揺れがあり、「ヘーブル」=Fable、「コーレックス/コーデックス」=Codex、「オブシリアン」=Obsidian、「ファル」=fal と判断した。対外的に使う場合は原音または本人への確認を優先する。

🗣️
発話者ラベルに一部混線

文字起こしの話者ラベルが一部入れ替わっているため、話者は文脈から判断した。

✂️
末尾の勉強会準備は除外

録音末尾(30分過ぎ)に勉強会の準備に関する発話が入っているが、本セッションの内容ではないため議事録に含めていない。

小林さんが持ち帰る3つ

  1. 1Obsidianの整理は自分で悩まない。Claude Codeに全部読ませて案を出させ、対話で詰める。いきなり実行させないのがコツ。
  2. 2Fableは監督、実作業はOpus。Codexも自分で触らずClaude Codeから呼び出させる。参照範囲を絞ればトークンも精度も一緒に良くなる。
  3. 3コミュニティはまだ早い。目的は認知拡大なので、Instagramで告知するイベントから始めて、選手と会える場を作る。
まずは「exec で Codex を操作して」から
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出典この議事録の元データ

  • 文字起こし原本: 小林さん 個別セッション②_original.txt(UTF-16BE / 全395行 / 00:00〜27:18)
  • 議事録本体: 13_urachika/0期生/個別セッション/08-25 小林さん 個別セッション②.md
  • 形式の準拠元: 同フォルダの既存議事録(08-05 はなパパさん/08-01 きゃんさん ほか)